突如現れたNAEABA-RISINGとは何なのか?
いよいよ始動した≪NAEBA-RISING2015≫。
何の前触れもなく突如として現れた今大会概要をこちらで少し説明しよう。
盛り上がる前夜祭! アカペラ学生サークル×NAEBA-RISING!!
まず、特筆するのは、今回の前夜祭が音楽フェスの様相を帯びているという事だ。 同時期に行われている大学生のアカペラサークル合宿とのコラボレーション企画で、フジロックでも使用されているオアシスエリアに特設会場を設置。 アカペラの心地よい音楽に耳を傾けながら、南魚沼の美味しい地場の食材を堪能できる。 大会エントリー者以外でも入場バンドを購入することで会場内での一部を除いた飲食が食べ放題、飲み放題。 秋の夜長を楽しむあまり、翌日のレースのことを忘れてしまわないように自重しなければならないだろう。
国内でも珍しいトレイルランの単独賞金レース!!
そして、なんといっても今大会が単独賞金レースであるという事を忘れてはいけない。 トレイルランニングの大会としては非常に珍しいものである。 さらに、現時点ではまだ公示されてはいないが、参加賞を含めた副賞にも豪華賞品が並ぶという。 こちらは近日中に発表されるとの事。
トレランパイオニアブランド「RaidLight」プロデュースのヨーロピアンコース。 アルペンスキーワールドカップの舞台を駆け巡れ!!
さて、コースの方に目を移すと、これはなんとも面白いコースに仕上がっている。 全長18.7km、累積標高1,100mと数字的には特別な部分は見られないが、そのコースを目の当たりにした者は鼓動が早まるのを抑えられないだろう。 国内最長のボードウォーク、主催者がどうしても拘った雪上コース、アルペンスキーW杯2016の舞台にもなっている最大斜度30°を超える急勾配、標高1,789mの筍山山頂から見渡す大パノラマ、そしてそこから一気に駆け下りるその目線にはゴールゲートがある会場を視野にとらえることができる。
観客がランナーの走る姿を楽しめる!
そして、今大会主催者が最も拘ったのが、会場から、すなわち観客からランナーたちの走る姿が見えるという点だ。 「見ているものを楽しませる」これが今回のコースづくりの最大テーマとなっている。 オペラグラスで家族が走る姿を追いかける家族の姿が目に浮かぶ。